目に効くツボ
体にはたくさんのツボがありますが、当然ながら目にいいツボもあります。眼精疲労に効くツボというのもあります。
目にいいツボが目の周りにあるとは限らず手や足にもあります。
ここでは、眼精疲労にいいと言われてるツボその中でも眼精疲労になると辛い頭痛に効果のあるツボを紹介していきます。
眼精疲労の頭痛に効くツボ
眼精疲労に伴う諸症状の一つ、頭痛はパソコンやデスクワークで同じ姿勢を取り続けて肩から上の血流が悪くなることで起こります。症状を和らげるためには目を休めながらこれから紹介するツボを刺激してみてはいかがでしょうか?
眼精疲労 頭部のツボ編
〇風池(ふうち)
首の後ろの中心から生え際にそってなぞっていき、上を向いたときにちょうど骨があたる部分
〇百会(ひゃくえ)
鼻の一番高い部分と両耳の穴の延長線が交わる、頭頂部にある部分
〇晴明(せいめい)
鼻の付け根の両側、目頭のあたりにあるへこんだ部分
〇承泣(しょうきゅう)
真正面を見た時に黒目の下(まぶた)にある部分。下まぶた全体を刺激するのもよし
眼精疲労 手足のツボ編
〇手三里(てさんり)
ひじを曲げた時にできるシワの外側から指三本分手首側にある部分
眼精疲労のツボとお灸
目を使い過ぎて起こる眼精疲労の症状を和らげてくれるツボを紹介します。
〇合谷(ごうこく)
両手の親指と人差し指の骨が交わる位置よりも少しだけ人差し指側にある部分。眼精疲労はもちろん、アレルギーやいびき、風邪、生理痛などあらゆる辛い症状を改善してくれるため“万能のツボ”とも呼ばれています。
〇太陽(たいよう)
目尻と眉尻の間にあるへこんだ部分
〇肩井(けんせい)
首の付け根と肩の先端のちょうど間にある部分。押せば痛みを感じます。
〇曲池(きょくち)
ひじを曲げるとシワができますが、そのシワの先端(親指側)にある部分
〇養老(ようろう)
机に手の甲を上にして手を置いた時に手首の小指側に骨のふくらみがありますが、そのひじ側にあたる部分
〇攅竹(さんちく)
左右眉頭のすぐ横にある部分

眼精疲労の症状こそお灸がおすすめ
眼精疲労の症状はドラッグストアで買えるお灸(ツボをピンポイントで温めて血流をよくしてくれる)で症状を緩和させることができます。
お灸=熱いというイメージがありますが、今では様々な商品が開発されていて、初心者向けはちょうどよい温かさ、しかも肌に密着させるためのシールがついていて取り扱いも簡単です。
ツボを指で刺激するのは素人だと力加減がよく分かりませんが、お灸なら簡単にできるのがメリットです。ただしお灸は薬ではないので即効性はなく、少なくとも一週間は継続しなければなりません。
また「目の周囲にお灸をするのはやっぱり不安」という人は専門家(鍼灸院など)に施術をしてもらいましょう。